屋根塗装・屋根カバー工事
見えないからこそ、早めのメンテナンスを!
しかし、普段目にする機会が少ないため、「気づいたときにはコケやカビが生えていた…」「ひび割れしている…」というケースも少なくありません。
屋根塗装は、屋根の防水性を保ち、雨漏りや劣化を防ぐための重要なメンテナンスです。
「そろそろ塗装したほうがいいのかな?」と気になったら、まずは点検をおすすめします!
このページでは、屋根塗装が必要なタイミングやメリット、費用の目安について詳しく解説していきます。
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屋根塗装・屋根工事(修理・リフォーム)のタイミング
以下のような症状があれば、屋根塗装や屋根工事を行うタイミングです。
築10年以上経っている
屋根にコケやカビが生えている
屋根にひび割れが起きている
外壁塗装を行う予定
屋根塗装をするなら、外壁塗装も一緒に行うのがおすすめです。
足場費用を1回分にまとめられるためコストを節約でき、次回のメンテナンス時期も揃えられて管理が楽になります。
別々に施工すると余計な費用や手間がかかるため、ぜひセットでの塗装をご検討ください!
屋根工事(塗装・修理・リフォーム)の内容
ご自宅の屋根の劣化状況や屋根材によって最適な工事が異なります。
| 屋根塗装 (スレート・ガルバリウムなど) |
屋根塗装は、風雨で劣化した屋根を保護し、耐久性を高める工事です。高圧洗浄で汚れを落とし、遮熱塗料や無機塗料でコーティングし、屋根の劣化を防ぎ、美観と快適性を維持します。 |
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|---|---|---|
| 葺き替え工事 | 屋根カバー工法は、既存の屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を重ねる工事です。撤去や廃材処分のコストを抑え、環境にも優しいのが特徴です。また、屋根が二重になることで断熱性や遮音性が向上し、快適な住環境を実現します。 |
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| 屋根カバー工法 | 屋根葺き替え工事は、既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材に交換する工事です。撤去時に防水紙や野地板のメンテナンスも行い、屋根の耐久性を向上させます。劣化が進んだ屋根の根本的な修復に最適な方法です。 |
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屋根塗装・屋根工事(修理・リフォーム)の費用
屋根塗装の相場価格は40万円~
ただし、屋根の状態や塗料によって費用が変わります。
ご自宅の屋根の状態を確認し、最適な塗料をご提案いたします。
塗料別費用
| ウレタン | 1,800〜2,500円/平方メートル | 耐用年数:7〜10年 |
|---|---|---|
| シリコン | 2,500〜3,500円/平方メートル | 耐用年数:10〜13年 |
| フッ素系 | 3,500〜5,000円/平方メートル | 耐用年数:13〜15年以上 |
| ピュアアクリル | 4,000円〜4,700円/平方メートル | 耐用年数:15年以上 |
| 無機系ハイブリッド | 4,000〜5,500円/平方メートル | 耐用年数:15〜20年以上 |
塗料別機能
| 遮熱塗料 | 夏場の強い日差しを受けても熱の吸収を抑え、建物内部への熱の侵入を軽減し、室内温度の上昇を和らげます。 |
|---|---|
| 断熱塗料 | 外部からの熱の侵入を防ぎ、室内の熱を逃がしにくくする特性を持つ塗料です。建物の外壁や内部に塗布することで、太陽熱の伝導を抑え、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を実現します。 |
屋根塗装・屋根工事(修理・リフォーム)の流れ
屋根塗装
屋根は、普段見る機会が少なく、外壁塗装にくらべると意識が薄い箇所でもあります。
しかし、だからこそ軽んじて良い工事ではありません。
屋根は太陽からの紫外線が外壁よりも万遍なく当たるため、外壁より劣化しているケースが多くあります。堀内美建では、外壁塗装工事をされる際、屋根の塗装もご一緒にされることをおすすめしております。
屋根塗装の流れ
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- STEP 1高圧洗浄
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屋根塗装も基本は外壁と同じ3工程で塗装をしますが、塗装の前段階がとても重要です。
まずは高圧洗浄。外壁よりも頑固なコケや汚れが付着している事が多く、外壁よりも強力に高圧洗浄を行います。汚れが残ってしまうと塗装がしっかりと屋根に付かず、不具合の原因にもなります。
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- STEP 2下地処理
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洗浄後は、屋根のヒビや欠落、釘浮き等の補修・交換等をする下地調整(下地処理)です。
屋根は、普段あまり見えないこともあるため、外壁以上に入念に下地調整をしていきます。
下地調整後、屋根の種類によっては雨漏り防止処置をすることもあります。次はいよいよ屋根塗装に入っていきます。
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- STEP 3下塗り
- 屋根塗装も外壁と同じく、基本的に下塗り→中塗り→上塗りの3工程になります。まずは下塗りですが、屋根の劣化状況によっては、通常1回塗る所を、2回塗ることがあります。
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- STEP 4タスペーサー施工
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- STEP 5上塗り
- 最後に上塗りで仕上げます。屋根は塗装後に直接ご確認頂くことが難しい箇所の為、写真を撮影しご確認いただきます。
屋根カバー工法
屋根の「カバー工法」とは、既存の屋根の上に、防水シート(ルーフィング)と新しい屋根材をかぶせる施工方法のことです。 「重ね葺き」「カバールーフ工法」と呼ばれることもあります。
カバー工法で施工した屋根の耐用年数はおよそ20~30年です。
屋根カバー工法で活用される素材の種類は、
・ガルバリウム鋼板(スーパーガルテクトなど)
・SGL鋼板(次世代ガルバリウム鋼板)
・ジンカリウム鋼板
・軽量瓦
・アスファルトシングル
などがありますが、「ガルバリウム鋼板」が多く用いられています。
最近は、アスファルトシングル素材の「オークリッジスーパー」という屋根材に注目が集まっています。
軽量で耐震性向上、高耐久の屋根材です。
屋根カバー材の種類
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ガルバリウム鋼板 (スーパーガルテクト) |
ジンカリウム鋼板 (ディプロマット) |
オークリッジスーパー | |
|---|---|---|---|
| 寿命 | 25年~35年 | 30~50年 | ~30年 |
| 防音性 | 断熱材があれば〇 | 〇 | ◎ |
| 耐震性 | ◎ | ◎ | ◎ |
スーパーガルテクト施工
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- STEP 1防水シート
- 防水シートをかぶせます。
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- STEP 2カバー材施工
- カバー材を施工していきます。
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- STEP 3仕上がり
- これで屋根カバーの施工は完了です。
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シェイドチャコール
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シェイドブラウン
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シェイドブラック
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シェイドモスグリーン
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シェイドブルー
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シェイドワインレッド
ディプロマット施工
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- STEP 1施工前
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- STEP 2防水シート
- カバー材を施工していきます。
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- STEP 3カバー材施工
- カバー材を施工していきます。
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- STEP 4施工後
屋根カバー工法の相場
屋根カバー工法の相場は、屋根の状態や大きさ、形状によってことなりますが、50〜150万円で実施されるケースが多いです。
屋根のカバー工法(重ね葺き)の平米単価は以下のとおりです。
| 新しい屋根材の施工 (スレート・ガルバリウムなど) |
5,000〜11,000円/㎡ (※安い屋根材であれば、1㎡あたり7,000円以内) |
|---|---|
| ケラバ・軒・雪止め金具取り付け・棟板金など | 3,000〜11,000円/㎡ |
この他に足場費用や工事管理費などがかかります。
外壁塗装と同時に行うことで費用を抑えることもできます。
太陽光パネル付き屋根
《太陽光パネル脱着なしの塗装》
太陽光パネルを脱着せず屋根塗装を行う場合は、太陽光パネルを避けて塗装いたします。
太陽光パネルに細心の注意を払い、施工させていただきます。
《太陽光パネル脱着をする塗装・カバー工事》
太陽光パネルを外す場合、太陽光パネル脱着は太陽光パネルの会社に依頼、屋根塗装は塗装会社に依頼と別々に連絡する必要があります。
そして、それぞれで足場を組むことになるので、足場を2回組むことになります。
堀内美建では太陽光会社と提携し、足場組み1回で太陽光パネル脱着と屋根塗装/カバー工事が可能。
太陽光パネルの処分も承っておりますので、ぜひご相談ください。
太陽光パネル脱着から屋根カバーの流れ
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- STEP 1太陽光パネル脱着
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太陽光パネルを脱着していきます。
太陽光パネルが不要の場合は、処分も承ることができますので、ご相談ください。
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- STEP 2屋根の状態を確認
- 太陽光パネルをすべてはずし、屋根の状態をチェックします。
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- STEP 3防水シート
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今回は屋根の状態により、屋根カバー工法となります。そのため、防水シートをはっていきます。
塗装で十分な場合は、塗装を行います。
屋根の状態や素材によって施工内容が異なりますので、一度ご相談ください。
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- STEP 4屋根カバーを設置
- 屋根カバーを設置して完成です。
